2017年11月26日(日)に、茨城県土浦市の土浦市民会館大ホールで行われた、
2018年きものフェスティバル「全日本きもの装いコンテスト」の関東大会へいってきました!
全日本きもの装いコンテストとは
公益社団法人 全日本きものコンサルタント協会が主催の、着付の正確さ、着付時間、美しさを競う大会。
装道礼法きもの学院で学んだ生徒が出場者となり、出場者全員が、鏡を見ることなく、着物をひとりで着装します。
地区大会(今回の関東大会)を経て、全国大会、世界大会と進んで行きます。
今回は、茨城県が関東大会の会場に指定されたため、茨城県知事(代理)、土浦市長、土浦市教育委員会教育長、つくば市教育委員会教育長、土浦市交通安全母の会会長、中川学園調理技術専門学校理事、染色作家、常陽リビング社社長などが審査員として名を連ねていました。
後援は他に、産経新聞社、茨城新聞社、一般社団法人全日本きもの振興会、一般財団法人大日本蚕糸会。
審査の基準は、
1)装い
着物の着装、帯結びの仕上がりと手さばきを重点に、いかに美しく着こなしているか
2)容姿
個性美の匂う容姿、調和美、センス、髪型
3)立居振舞
着物姿にふさわしい動作、着物姿の美しさを表す動作
4)情緒
着物姿が醸し出す雰囲気、着物と自身がひとつに溶け合う一体感
5)言葉遣い
言葉遣いから現れる教養と知性
6)レポート「きものと私」内容
着物についてどんな考えを持っているか、生活の中で着物をどう活かしているか
となっており、人物観察が加味されたユニークな評価基準となっています。
コンテストプログラム
一次審査
1)振袖の部
2)留袖の部
3)カジュアルの部
4)男性の部
5)子供の部
本当に可愛い子供達!きっとお母様の影響で強制的に(失敬・・・)始めたお子様たちなのでしょうが、インタビューに答える言葉は本当に純粋で微笑ましかったです^^
6)外国人の部
7)学校対抗の部
学校対抗の部では、1校3名が1チームを編成し、着装の技術を競います。
高校生が隣のメンバーと目で合図を送って、キラキラした目で緊張している姿がとても印象的でした!
装道きものフェスティバル
一次審査の集計を待つ間、装道の芸である以下2種類の舞が披露されます。
A)装道の舞
B)花結びファンタジー
二次審査
1)振袖、2)留袖、3)カジュアル部から各7名、計21名が選出され、審査されます。
審査を受けている間、6)レポート「きものと私」内容が30秒ほど読まれ、臨場感が伝わってきます。
審査結果
4)男性、5)子供、6)外国人、7)学校対抗の部からそれぞれ3位まで発表され、
1)振袖、2)留袖、3)カジュアルの部からは、各女性の部1位と、準女王、女王が選ばれました!
やはり花形は振袖部門ですね。
賞をいただいた方は、以下のものが贈られます。
この後、全国大会に出場し、そこを勝ち抜くと世界大会へ出場できるようですが、選ばれますと、海外訪問もついてきます!
(たしか2泊3日だと思ったので、ほぼ旅行みたいなものですね)
12:00開演で、16:00終演。
意外と飽きずにあっという間でした!